子供が乾燥肌で湿疹ができ痒がる
子供が乾燥肌で、湿疹ができてどうすればいいのか迷っていらっしゃると思います。
乾燥による湿疹は、かゆみをともなっていることが多いので、出血したり、傷になったりする可能性が高いんですよね。
乾燥肌で湿疹ができた時の対策
乾燥肌による湿疹はこのような感じになります。
(参考画像:https://architect-husband.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post-32d3.html)
するべきことはとても単純。
薬局などでかゆみ止めや保湿剤を買うのではなく、皮膚科で診察をしてもらうということです。
乾燥による湿疹なら皮膚科
皮膚の病気になりますので、皮膚科を受診されるといいと思います。
そこで、何らかのアレルギーがあった場合は、小児科アレルギークリニックに変更してもかまいません。
皮膚科はできれば専門医がいるところ
皮膚科の中でも、できれば、皮膚科専門医がいるところがいいですね。
なぜなら、その道のプロ中のプロになりますから。
そこでアトピー性皮膚炎と診断され、治療を続けても改善しなければ、日本アレルギー学会専門医がいるクリニックや病院も検討されるといいかと思います。
乾燥肌で皮膚が弱くて湿疹ができる状態は危険
湿疹ができるということは、肌が著しく低下している状態にあります。
皮膚(経皮)感作を、起こしてしまう可能性が高くなります。
経皮感作とは
先にアレルギーがあるから皮膚が荒れるのではなく、先に皮膚が荒れているからアレルギーになるということです。皮膚からアレルギーの原因となるものが入ってアレルギーになることを経皮感作といいます。今や、卵も牛乳も小麦も経皮感作が主といわれています。
引用元:おおはし皮ふ科:https://www.ohashi-hifuka.com/column.htm
かなり古いですが「あきらめないで」の茶のしずく
洗顔することにより、小麦成分が顔の皮膚から吸収され続け、小麦アレルギーを発症してしまうという、恐ろしい洗顔石鹸。
皮膚(経皮)感作というものを、書き方が悪いですが、広く世に知らしめてくれた商品であると言えます。
まとめ
子供は、大人よりも皮膚が弱いです。
乾燥肌は、湿疹が非常にできやすい状態にあるんですよね。
汗をかいていないのに湿疹ができてしまう場合は、乾燥肌を強く疑うべきだと思います。
そして、薬局などで保湿剤を買うのではなく、とにかく皮膚科(皮膚科で改善しなければアレルギー科)を診察するべきだと思います。
受診すれば、間違いなく保湿剤(ヒルドイドなど)やステロイドが処方されますので、それを塗って、経過観察してください。
もしも、もしもですが、それでもあまりいい経過にならないのであれば、もっと保湿力の高いものに変えるべきなのかもしれません。
⇒今、一番保湿力があると言われている成分が配合された商品を使ってみた結果