秋のダニ対策って、なぜ必要なの?
ダニは梅雨や夏場に増えるのに、なぜ、秋にダニ対策が必要なの?
そんなふうに、思っていらっしゃるのではないでしょうか。
わたしも、実はそうだったんですよね。
でも、秋にダニ対策をしなければいけないのには、しっかりとした理由があったんです。
梅雨や夏場に増えたダニが死ぬのは秋
実は、ダニアレルギーになる原因というのは、ダニそのものではなくて、死んだダニ、ダニの糞なんですよね。
梅雨時に爆発的に増えたダニは、寿命が2~3ヵ月といわれていますので、9月~11月にかけて、死ぬんです。
するとどうなるでしょうか?
そうです。
ダニアレルギーの原因になるんですよね。
室温25度から30度、湿度60%以上の高温多湿を好むので、日本では梅雨の時期に増殖します。
寿命は2、3か月と言われ、涼しくなり湿度も低くなる秋になると死に、死がいがたまるのです。
また、掃除を頻繁にしていなければ、夏の間に増えたフンも部屋にたまります。
これらを体内に吸い込むことでアレルギーが引き起こされるため、秋のこの時期、要注意なのです。
引用元:https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/134844.html
いかに、秋のダニ対策が必要なのかが、分かっていただけたかと思います。
どのようにダニアレルギー対策をすればいいの?
ダニアレルギーの対策の基本は、とにかく吸い取ることになります。
生きているダニは爪でしっかりとつかまるので掃除機で吸い取れないのですが、死骸や糞は、簡単に掃除機で吸い取ることができます。
ただ気をつけてもらいたいのが、死骸や糞は舞いやすいということなんですよね。
ですから、排気からでた風邪で、空中に舞ってしまう可能性が非常に高いんです。
そうなるとどうなるでしょうか?
そうです。
吸い取れなくなりますし、鼻の中や顔や皮膚などにくっついてしまうんです。
ダニアレルギー対策をしているつもりが、ダニアレルギーが悪化してしまうという結果になる可能性もあるんですよね。
ですから、このように排気は外に出るようにしながら掃除機をかけるのが、とても大切になります。
もしくは、排気のない掃除機を使うかですね。
ダニが多い場所を徹底的に対策するのがベター
部屋全体に掃除機をかけるのもダニアレルギー対策では重要なのですが、それよりも大切なのは、寝具。
ここにダニが一番多く生息し、糞をしたり死んだりして、ダニアレルギーを悪化させてしまうんですよね。
画像引用元:https://www.eiken.pref.kanagawa.jp/001_event/0104_exhibition/files/H18/dani.pdf
圧倒的に多いのが、こちらの図でお分かりいただけたかと思います。
布団の対策って具体的にどうすればいいの?
布団の対策については、別のページに詳しくまとめていますので、参考になれば幸いです。
まとめ
秋にダニ対策は必須です!
アレルギー対策のため、とにかく布団の清掃をがんばってくださいね。