ダニアレルギー対策の基本ともいえるのが、発生場所、時期や季節はいつが多いのかを知ることだと言えます。
なぜなら、どこを念入りに掃除すればいいのか分からないし、どう対処すればいいのかが分からないからですね。
やみくもに、事を勧めても仕方がありません。
まずは、相手を知ることが基本です!
では、順に説明をしていきますね。
ダニの多い発生場所
国立病院機構相模原病院調べでは、以下の通りになっております。
ダニが多い発生場所は
- 布団
- 畳
- カーペット(絨毯)
- ソファー
- ぬいぐるみ
- 押入れ
- カーテン
- 家具の裏
ダニ多い場所トップ3
神奈川県衛生研究所調べによると、以下のようになっています。
敷き布団
畳
絨毯(カーペット)
が、トップ3だということが分かります。
ダニ対策として、この3ヶ所は重要ポイントになりますね。
ちょっとびっくりしたのは、畳や絨毯(カーペット)は、表面にも結構な量のダニがいるということです。
毛布などよりも、全然多いという…。
最悪な組み合わせがある
余談ですが、畳の上と絨毯(カーペット)の組み合わせもまずいです。
ダスキンアイムスによると以下の通り。
最悪と表記してあります。
ダニが多い時期や季節
ドクタートラスト調べによると、以下の通りになっております。
チリダニというのが、アレルギー源になるダニ。
チリダニは
ヤケヒョウヒダニ
コナヒョウヒダニ
のことです。
ダニアレルギーの検査で陽性が出た子供は、このどちらかか、どちらともをチェックしています。
ダニが増える時期
上の画像をご覧いただくと分かりますが、ダニが増える時期や季節は6月~10月。
注意していただきたいのは、ダニが増える時期の対策もですが、死滅したあとも大切。
なぜなら、ダニアレルギーの原因は、生きているダニではなくて、ダニの死骸や糞が原因だから。
*死んだダニと糞がアレルギーの原因であることは、阪南医療生協診療所所長である「眞鍋穣」氏の著書、「そうなんだ!アレルギー」、京都大学医学部臨床教授である「南部光彦」氏の著書、「アレルギーから子どもを守る」をはじめとする書籍に書かれていて、研究結果で明らかになっています。
ということは、6月~10月にダニが増えて糞が増え、2~3ヵ月で死滅するわけですから、6月~1月くらいの間は、ダニアレルギーが発症しやすいということになりますよね。
そしてさらに書かせていただけば、それ以外の時期も数は少なくなるけど、ダニが0になるということはありません。
NEWSポストセブンに、このような記事があります。
活躍するのはダニが大量発生する梅雨や夏だけと思いきや、最近は住宅の高気密・高断熱化が進み、冬でもダニが繁殖しやすい。
困り果ててしまいますよね。
では、どのようにダニ対策をすればいいのでしょう?
そのあたりを書こうと思ったら、とても長くなったので、こちらのページに分割いたしました。
少しでも、あなたのお子様のダニ対策に役立てれば幸いです。