子供のが小児喘息と診断された。
クスリで収まったけど、発作を出さないようにする方法ってあるのかな…。
そんな風に思い、予防方法を探していらっしゃるのだと思います。
喘息がおきないように予防するには、どのような方法があるのでしょうか?
*このページの情報は、『図解でわかる!小児ぜんそく(大矢幸弘監修)』に基づいて書いています
喘息の一番の予防は原因をなくすこと
喘息が出るのを予防するには、その原因をなくすことが最短距離です。
では、何が喘息の原因になるのでしょうか?
代表的なものは、ダニ、動物の毛やフケ(犬、猫、ハムスターなど)、ホコリ、チリ、カビ、花粉などです。
動物を飼っていなければ、動物の毛やフケは関係なくなります。
ダニ、ホコリ、チリ、カビ、花粉が主な原因となります。
ダニが最大のアレルゲン
喘息に関係しているアレルゲンの中で、圧倒的に多いのはチリダニです。
糞や死骸が空気中に漂うために吸ってしまいやすい状況になり、気管支を刺激してしまい、発作を起こしやすくもしますし、悪化させたりもします。
最大のアレルゲンのダニ対策は?
では、どうすればダニのを取り除くことができるのでしょうか?
そのあたりについては、こちらのページが非常に役立つかなと思います。
発作を起こさない室内環境とはどんな環境?
・寝具を清潔に保つ
・カーペットや畳に、できるだけ頻繁に、時間をかけて掃除機をかける
・布製のソファやクッションに、ていねいに掃除機をかける
・ぬいぐるみは月に1回洗う
・家具の中や裏側にホコリが溜まらないようにする
・カーテンも定期的に洗う(またはブラインドにする)
・犬や猫やハムスターなど毛のある動物を室内で飼わない
・掃除機は排気がキレイなものを選ぶ
・鉢植えは室外に
・洗濯物は室外に
・エアコンは年に1回は業者に洗浄してもらう(フィルターは適宜)
・家族には禁煙してもらう
・石油やガスなどの暖房器具や調理器具はなるべく使わない(使うときは換気をしっかりと)
・サッシの溝にホコリをためたり、カビを発生させたりしないようにする
・こたつはできれば使わない
・物の上(カーテンレール、照明器具、タンス)を、月に1回のペースで掃除する
まとめ
小児ぜんそくの発作は、日常生活で予防することができます。
全てを一気に行う必要はないと思います。
あなたができるところから、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか?
一番のアレルゲンはダニですから、ダニ対策から始めるのがベターかもしれませんね。
あなたのお子様が喘息発作を起こすことなく、毎日楽しく過ごせるようになることを切に願っています。